ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった

Date : 2010年05月

スポンサーサイト  





上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

精子にDNA詰め込む仕組み解明  複合体が壊れることによってDNAが折り畳まれる  





人間の精巣に存在する、精子のもとになる細胞には、染色体の基本構造「複合体」が非常に壊れやすいという特徴があるとの研究結果を胡桃坂仁志早稲田大教授(構造生物学)らが24日付米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

精子


複合体が壊れることによって、DNAがより小さく折り畳まれ、小さな精子に詰め込むことが可能になるという。教授は「男性不妊の原因解明などにつながるのではないか」としている。

染色体には「ヌクレオソーム」という複合体が基本構造として存在し、4種類のタンパク質で構成されている。通常の細胞では、複合体にDNAが巻き付いている。一方、精子のもとになる細胞では、タンパク質のうち1種類が通常とは異なる「ヒストンH3T」に置き換わり、精子になったときにはヌクレオソームがもとの細胞の4%しかないことが、海外の研究で判明していた。

教授らは、遺伝子操作でこのタンパク質を含むヌクレオソームを人工合成。このヌクレオソームが非常にもろく、短時間で壊れることを突き止めた。

共同通信
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052401000805.html
スポンサーサイト

「不老不死」の研究材料として注目されるベニクラゲ、6回目の若返り成功  





和歌山県白浜町臨海、京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授(58)は、「不老不死」の研究材料として注目されるベニクラゲの若返り実験で、世界記録を更新する6回目の若返りをこのほど成功させた。久保田准教授は「若返りのメカニズム解明に向け、今後もどんどん回数を重ねていきたい」と話している。この結果は、近く学会などで発表する。

ベニクラゲ



クラゲは通常、有性生殖した成体は死を迎えて溶け去るが、ベニクラゲは溶けずに肉団子状になり、再び走根を延ばしポリプ(刺胞動物の基本形)へと若返る。このポリプがクラゲ芽を形成し、やがて若いクラゲとして分離して泳ぎ出す。この一連のサイクルを無限に繰り返すことから「不老不死」と言われる。ベニクラゲの若返り現象は、1992年にイタリアの研究者が地中海産で初確認した。その後、久保田准教授らが日本産で世界第2例目として成功して以来、その回数を更新し続けている。

久保田准教授は、昨年5月15日に沖縄で4個体の若いベニクラゲを捕獲。全個体が捕獲直後に退化し、5月18日前後に若い世代のポリプに1回目の若返りをした。最も素早く若返った雌に焦点を当てて飼育実験している。その結果、7月上旬に2回目、8月上旬に3回目、9月下旬に4回目に成功した。冬場の寒さを乗り越えるため、ヒーターで水温を20~25度まで温め、水流を起こしかき回すようにして、12月上旬に5回目に成功。今年3月23日には6回目のポリプへの若返りをした。その後も元気に生き続けており、さらなる若返りが期待できるという。

 久保田准教授は「予想通り若返りが連続して起こっている。将来は、再生から若返りへという人類の夢に一歩でも近づく材料にしたい」と話している。

AGARA紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=189926

スズメが托卵? ツバメの巣でヒナが成長  でも、将来兄弟は…  





 武雄市の長崎自動車道川登サービスエリアで、スズメのヒナがツバメの巣の中でスクスクと育っている。歩道に落ちていたところを拾われたうえ、本当の親子同様にかわいがられる幸運ぶり。命をつないだヒナはたくましく餌をついばむ。16日まで愛鳥週間。

スズメ



 上り線のエリア内で清掃作業をしていた宝泉佐代子さん(58)が7日、歩道に落ちてもがくひな鳥を見つけ、近くのツバメの巣から落ちたと思い戻した。数日後、鳴き声や毛色が違うことに気付いた。スズメは別の場所にあった巣から落ちていたらしい。

 巣の中にはツバメのヒナも3羽いる。一回り小さいスズメのヒナは、最前列で頑張って餌を要求。親ツバメがせっせと運んでくる餌を口に入れている。ほのぼのとした光景は、利用客にも一服の清涼剤に。

 日本野鳥の会佐賀県支部の佐久間仁支部長(54)は「ツバメがスズメを育てるなんて初めて聞いた。通常は、親鳥が気づいて巣からはじき出すのでしょうが、非常に興味深い」と話している。

佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1634242.article.html


「はやぶさ」TCM-2(第二地球帰還軌道補正)に成功 来月大気圏突入に挑戦   





宇宙航空研究開発機構は27日、来月13日の地球大気圏突入を目指している小惑星探査機「はやぶさ」の軌道の精密補正に成功したと発表した。はやぶさは地球の高度約250キロを通る計画通りの軌道に入り、地球まで約760万キロに迫った。

来月初め、地球を通り過ぎずに大気圏に突入させるためのヤマ場の軌道調整に挑む。



23日早朝から27日未明まで、イオンエンジンを連続噴射して軌道を微調整した。本来使うはずの化学エンジンは過去の燃料漏れのため使えず、推進力の弱いイオンエンジンで代用した。イオンエンジンも四つのうち三つが壊れていて、運用方法を工夫してしのいでいる。

はやぶさは2003年5月に打ち上げられた。搭載カプセルに、05年11月に着陸した小惑星イトカワの砂が入っていることが期待されている。順調なら来月13日、オーストラリア南部のウーメラ砂漠にカプセルが落下。探査機本体は大気圏で燃えてなくなる。

共同通信
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052701000108.html


世界最小のトランジスタ開発 原子7個分の大きさで、シリコン結晶1個に埋め込む  





オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学量子コンピューターテクノロジーセンターと米ウィスコンシン大学マディソン校のオーストラリア人科学者らは24日、原子7個分の大きさの世界最小のトランジスタを発表した。このトランジスタの開発により、マイクロチップの大きさがさらに小さくなり、コンピューターの処理速度も格段に高まる可能性がある。

トランジスタ



 トランジスタは1メートルの40億分の1にあたる原子7個分の大きさで、シリコン結晶1個に埋め込まれており、両大学の科学者チームが特殊な顕微鏡で原子を操作して作った。数十億個のトランジスターが入っているマイクロチップの大きさを100分の1以下まで確実に小さくできる上、処理速度も「飛躍的に」高めることができるという。このトランジスタによって、既存のコンピューター機器の数百万倍の速さで計算できる「量子コンピューター」の実現に向けて第一歩が踏み出されることになった。

 研究を指導したCQCTのミシェル・シモンズ教授は、「従来のコンピューターでは宇宙が誕生してからの時間よりも時間がかかってしまうような問題を解くことができるようになる」と話し、さまざまな可能性を想定して膨大な数字を分析する暗号解読、金融取引、天気予測などに、量子コンピューターの技術を利用できる可能性があると述べた。

「オーストラリアでは1949年に初めてのコンピューターが作動した。部屋いっぱいの大きさのあったコンピューターも、両手で持てるようになった。今日のコンピューターは片手で持ち運べる上、その部品の大半は髪の毛の1000分の1以下の大きさだ。いま披露したばかりの電子機器は、原子数個分の大きさに作ってシリコンに埋められた世界初の電子機器だ」(シモンズ氏)

 シモンズ氏によると、超小型トランジスター技術の商用化には約5年ほどかかるという。同氏の研究チームは世界初の超高速処理が可能な量子コンピューター開発に取り組んでおり、その大きさは現在のマイクロチップほどの大きさになる見込み。

AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2729834/5797519


米国防総省が、心の傷PTSDを「首への注射」で治療  





米国防総省は、兵士たちの心的外傷後ストレス障害(PTSD)をどう治療するかという問題に、数年前から重点的に取り組んでいる。イラクやアフガニスタンから帰還する兵士の5人に1人はPTSDに罹患しているという推測もあり、米軍はヨガや動物療法、鍼灸までも含め、症状を緩和する方法をさまざまに研究している(日本語版記事)。

首



ウォルターリード陸軍病院はこのほど、新しい研究報告を発表した。首の付け根に注射することで、一時的な症状緩和ではない効果が得られる可能性がある、というものだ。

星状神経節ブロック(STB)という治療法で、頸部にある神経の束に局所麻酔薬を注入する。この神経の束は交感神経系の中枢で、体の「闘争/逃走」のストレス反応を調整している。

Sean Mulvaney中佐を責任者とする米国防総省の研究チームは、兵士2人にSTB注射を実施した。1人は現役でもう1人はそうでなく、20年近く前の湾岸戦争の兵役以来、心的外傷後ストレス障害の症状に苦しんでいた。

研究報告によると、10分ほどの処置で、両者とも「顕著で持続的な緩和をすぐに実感した」。そして、PTSDに分類されるような症状があらわれなくなったという。そして精神科医の指導の下、7ヵ月後にこの2人は抗鬱薬と抗精神病薬の利用をやめることができたという。

WIRED NEWS
http://wiredvision.jp/news/201005/2010051223.html


「16km間隔での量子テレポーテーションに成功」 ってなんなのさ?  





このほど、16キロメートルもの自由空間距離を隔てて、光子(フォトン)の間で情報をテレポーテーションさせる実験が成功した。

この距離は、過去の記録を塗り替えるものだ。この偉業を達成した研究チームは、これによって、従来の信号に頼らない情報のやり取りの実現に一歩近づいたと書いている。今回達成した16キロメートルという距離を、地表と宇宙空間の間隔まで広げることもできるだろうとチームは指摘する。[高度16kmは成層圏相当]

量子テレポーテーション



この距離は、過去の記録を塗り替えるものだ。この偉業を達成した研究チームは、これによって、従来の信号に頼らない情報のやり取りの実現に一歩近づいたと書いている。今回達成した16キロメートルという距離を、地表と宇宙空間の間隔まで広げることもできるだろうとチームは指摘する。[高度16kmは成層圏相当]

以前の記事(英文記事)にも書いた通り、「量子テレポーテーション」というのは、一般の人がテレポーテーションと聞いて想像するのとはかなり違った働きを指す。量子テレポーテーションでは、何かを別の場所に移すというのではなく、量子もつれの関係にある2つの粒子(光子やイオンなど)を利用する。量子もつれの関係では、互いが互いの状態に依存しており、相手の状態の影響を受ける。

この粒子の一方を遠くに送っても、量子もつれの関係のために、一方の状態を変えれば他方にも同じ変化が引き起こされることになり、量子の情報がテレポーテーションされたことになる。物質そのものがテレポーテーションされるというわけではない。しかしこれまでの実験は、粒子同士の間隔はメートル単位までに限られていた。

WIRED NEWS
http://wiredvision.jp/news/201005/2010052123.html


金星探査機「あかつき」が地球撮影  スレッドは横に反れて中国の宇宙開発に  





 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、H2Aロケット17号機で21日早朝打ち上げられた金星探査機「あかつき」が撮影した地球の画像を公開した。毎日、月までの距離にほぼ等しい約40万キロずつ地球から遠ざかっており、搭載した観測機器の点検を兼ねて「去りゆく地球」をとらえた。

あかつき



 撮影したのは地球から約25万キロの位置。気象衛星(約3万6000キロ)よりはるかに遠いが、中間赤外線カメラの画像では日本付近を覆う梅雨雲や南極大陸の姿が判別できた。紫外線カメラは大気の上層部、近赤外線カメラは雲の下を撮影。金星の大気をさまざまな手段で観測する機能が正常であることが確認された。

 あかつきは、金星に到達する12月まで暗い宇宙を飛び続ける。打ち上げが正確で軌道修正をせずに済んだため、撮影が可能になった。中村正人プロジェクトマネジャーは「探査機が打ち上げ直後に観測機器を動かすのは異例。金星に着くまで、山場はもうありません」と笑顔を見せた。

 あかつきと一緒に打ち上げられた世界初の宇宙ヨット「イカロス」も順調に飛行中。あかつきを追いかける形で金星に向かっており、6月上旬には帆を広げられるという。

侮日新聞
http://mainichi.jp/select/science/news/20100524k0000m040017000c.html


輪状に芝が色濃く生え、その後キノコが生える「菌輪」  農作物の収穫量増やす効果  





静岡大学大学院は18日、科学的に未解明だった輪状に芝が色濃く生え、その後、キノコが生える「フェアリーリング(妖精の輪)現象」を引き起こす物質が、農作物の収穫量を増やす効果を持つことを突き止めたと発表した。早ければ2~3年後にこの物質が含まれた肥料が発売される見通しだ。

フェアリーリング



効果を発見したのは、同大学院創造科学技術研究部の河岸洋和教授。河岸教授によると、この物質は「2-アザヒポキンサチン(AHX)」と呼ばれ、キノコに含まれている。

フェアリーリング現象の発生は、キノコの胞子が風で空中に舞い、地面に漂着すると、このAHXを含む菌が性質上、円状に広がる。この現象が周辺の植物の成育を促す効果を持ち、輪状の部分の芝のみが成育するという。これまで西洋では妖精が輪をつくり、その中で踊ると言われており、1884年に科学雑誌に紹介された以降も正体は謎に包まれていた。

今回、このAHXをキシメジ科のコムラサキシメジから採取。フラスコを使って培養し、稲やジャガイモ、レタスなどの農作物に与えたところ、実験レベルで稲の収穫量が25%、ジャガイモが19%、レタスが25%、アスパラガスが約2倍に増えたという。また、塩害、低温、高温にも強いことも判明。河岸教授は「品種改良をしなくてもセ氏35度まで耐えられる上、海辺での栽培も可能」とみている。

来週にも実用化に向け、県の農業技術研究所(磐田市富丘)の農場でAHXを与えた稲の苗を植える実証実験に乗り出す計画だ。河岸教授は「アフリカ、インドなどの途上国の食料問題の解決につながれば」と話している。

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100518/szk1005182110007-n1.htm


アメリカ人が日本人の長寿の理由を分析 「秘訣は食卓にあり(キリッ」  





  世界保健機関(WHO)が10日に発表した「2010度版 世界保健統計」によると、日本人の平均寿命は83歳で、WHO加盟193カ国のうち、1位だった。健康ライフとスキンケアに関する米国のブログ「skincare.body-money.com」では、日本人の食生活と老化防止についてつづっている。

トンカツ



  ブログの筆者は、日本人の長寿の秘訣は食卓にあると述べている。日本人は、競争社会で激務をこなしていても、健康的な食事に留意しているとし、毎日の日本人の食事は、健康的で若々しく、細身なボディを保つのに適しているという。また栄養価が高く、満足感の得られる食品を選び、食べることに喜びを感じていると説明。

  また米国の研究によると、ほとんどの病気や病原菌と戦う体の免疫力は、人の食生活に深く関連するという結果が発表されたとし、日本人女性の乳がんを発症する可能性は、米国人女性の5分の1といわれるが、乳がんは、脂肪過多の食品を摂取し過ぎることに起因し、欧米の食事に比べて日本の食事は脂肪分が少ないと指摘している。

  筆者は、一般的に日本人女性は40代になっても20代に見えるといわれるが、日本の食生活は病気を遠ざけ、若さと活力を保つ秘密があると述べている。その一例として、海藻やワカメスープは甲状腺の機能によいとされ、ジャガイモには自然の老化防止作用、豆腐は抗がん作用と健康促進によいなどを挙げている。また大部分の日本人は加工食品やジャンクフードを避ける傾向にあるなどの見方を示している。

サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0520&f=national_0520_015.shtml


探査機「あかつき」、金星軌道に H2A打ち上げ成功  





日本初の金星探査機「あかつき」を載せた大型国産ロケットH2A17号機が、21日午前6時58分22秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約27分後、高度約420キロであかつきを分離し、金星に向かう軌道投入に成功した。H2Aの打ち上げ成功は11回連続、通算で16回。相乗りしていた小型衛星5基も正常に分離された。



あかつきは縦横約1.4メートル、高さ約1メートルの箱形で重さ約500キロ。宇宙航空研究開発機構が17号機に搭載したカメラ画像で、正常な切り離しを確認した。順調にいけば12月上旬に金星のそばに到達し、金星の周回軌道に移る。その後約4年間、特殊なカメラで大気などを観測。上空で吹いている強風のなぞなど、金星の気候の成り立ちを解明する計画だ。打ち上げ費を含めた開発費は252億円。

17号機はあかつき分離後、高度約4800キロで宇宙機構が開発した宇宙帆船の実証機「イカロス」(重さ約310キロ)を、約6800キロで全国20の大学・高専が共同開発した小型衛星「UNITEC(ユニテック)―1」(重さ約21キロ)を分離。金星に向かう軌道へ乗せた。

イカロスは地球の重力圏外で太陽光の圧力を帆に受けて進む世界初の実験に挑む。UNITEC―1は、学生らが手作りした宇宙用のコンピューターの耐久性を競う「宇宙コンペ」を実施する計画。また、17号機はあかつきの分離に先立ち、創価大、早稲田大、鹿児島大が開発した小型衛星3基(重さ1~1.5キロ)を地球を回る軌道に向けて放出した。

朝日新聞
http://www.asahi.com/science/update/0521/SEB201005210002.html


静止衛星が漂流中、地上からの指令に反応せず 米・インテルサット  





地球の自転と同じ周期で周回しているため、地上から止まって見える静止衛星が、本来の位置をはずれて漂流し始めた。静止衛星の漂流は非常に珍しい。他の衛星の通信を妨害する恐れもあるため、管理・運営会社のインテルサット(本社・ワシントン)は対応に追われている。

ゾンビ衛星



この衛星は2005年、西経133度の赤道上空に投入された通信衛星「ギャラクシー15(G15)」。地上約3万6千キロ上空を回っているが、インテルサットによると、4月5日に地上からの指令に反応しなくなり、高度をほぼ保ったまま1日当たり東へ約20キロの速さで漂流し始めた。

すでに約400キロ離れた自社の隣の衛星の付近を通過。現在は約1500キロ離れた別の会社の通信衛星AMC11に接近中だ。衛星同士が衝突する可能性は少なく、万が一、可能性が出てきても、相手の衛星に軌道修正の指示を出し、逃げさせることはできるという。

ただ、通信衛星としての機能をG15が失っていないため、別の衛星に接近すると通信を妨害する恐れがある。インテルサットは他の管理・運営会社と連絡を取り、代替衛星への通信切り替えなどを行っている。

G15は22年まで運用される予定で、故障の原因は不明。一時的な太陽活動の活発化によるとの見方があるが、インテルサットは「結論が出るまで数カ月かかる」としている。衛星同士の衝突は09年2月に初めて起きた。大量の宇宙ごみが発生したと考えられており、他の衛星の影響が心配されている。

朝日新聞
http://www.asahi.com/science/update/0510/TKY201005100075.html


米軍の「PS3スパコン」、1700台がファームアップで影響? 訴訟も  





ソニーは、4月1日に提供した『PlayStation 3』のソフトウェア・アップデートで、『Linux』など他のオペレーティング システム(OS)をインストールできる機能を削除(日本語版記事)した。これは同社にとって、著作権のあるコンテンツを保護するための措置だったが、いくつかの研究プロジェクトが巻き添えを食う事態となっている。



その一例が米軍だ。ニューヨーク州ローマ市にある米空軍研究所は2009年、336台のPS3システムを購入し、53テラフロップスのプロセッシング・クラスタを自前で構築した。概念実証テストが完了した後、空軍の研究者らは、クラスタの規模を6倍に拡大して2200台以上のPS3を購入しようと考えた(最終的には1700台規模に縮小した)。

空軍は2010年1月6日、66万3000ドルの契約をFixstars(フィックスターズ)[本社は日本]という小さな企業と締結した。1700台のPS3(160GB)で構築されたシステムを納入するという内容だ。

この契約は、さまざまな代替案を検討した上で結ばれたものであり、66万3000ドルというのは、性能からすれば破格の値段だったと研究所は言う(続きは省略)

WIRED NEWS
http://wiredvision.jp/news/201005/2010051421.html


東大、金属イオンでウイルスのたんぱく質構造を再現  





 東京大学の藤田誠教授らは、ウイルスのたんぱく質構造を人工的に再現する研究で、最も金属イオンなどの成分数が多い材料を使って作ることに成功した。よりウイルス構造に近くなったほか、分析すると物性が安定していることも分かった。ウイルスや生物の構造ができあがる仕組みの解明に寄与する。また、材料の分子構造のわずかな違いでできあがる構造が違うことも分かった。



 藤田教授らは、ウイルスが数百から数千のたんぱく質がひとりでに集まって(自己組織化)多面体状にできあがることや、形や大きさが決まっている「一義構造体」であることに注目。たんぱく質の代わりに金属イオンと、わずかに曲がっていて金属イオンと弱く結合する分子「配位子」の有機分子を溶液中に入れ、人工的に同じ構造を作る研究を進めている。

日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720100430eaac.html


小惑星探査機「はやぶさ」、スタートラッカー(CCD)で地球と月をとらえる  





「はやぶさ」は、先週 5月12日に、搭載の星姿勢計(STar Tracker: STT)のCCDセンサを用いて、故郷である地球と月の撮影を行いました。

はやぶさ



地球はまばゆいばかりに明るく、画像は強いスミアの影響を受けましたが、月もくっきりと写っています。(地球 -8.3等、月 -4.6等)地球は、現在いて座とやぎ座の間に見えています。「はやぶさ」は、一路地球を目指して、時速およそ18000kmで航行中です。

JAXA>ISAS>トピックス
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2010/0517.shtml


薄い絹を利用した、脳とコンピュータを繋ぐインプラント用電極アレイ  





シルクのドレスが体の曲線にぴたりと張り付くように、薄い絹を利用することで、脳の表面にぴたりとフィットする電子機器が考案された。



極薄で伸縮性のあるこの機器デザインは、ブレイン=コンピューター・インターフェース(BCI)に進化をもたらす可能性がある。BCIは、麻痺患者などの脳活動を記録し、その思考をコンピューターのカーソルやロボットアームの動きに変換する技術だ。絹を用いたこのデバイスは、非常に薄く柔軟性があるため、これまでは届かなかった脳の領域にまで到達できる。

「この技術は、新たな種類のインプラント可能なデバイスの開発を可能にする。脳だけではなく、他の多くの組織にも使用できる」と、ペンシルベニア大学の神経学者で、4月18日付で『Nature Materials』誌オンライン版に掲載された研究論文を執筆した1人、Brian Litt氏は話す。

研究チームは、電極アレイを絹フィルムにプリントしたものを作成した。脳の表面に設置された後で、フィルムは分解し、生理食塩水によって洗い流される。フィルムは、厚さわずか2.5ミクロンと非常に薄く、加工やインプラントを行なう際には、下にプラットフォーム(支持基質)が必要だ。絹フィルムが分解した後には、電極アレイが、脳の表面のカーブを包むように残る(以下略)

WIRED NEWS
http://wiredvision.jp/news/201004/2010042123.html


木星の縞模様からしましまが1本消える? 理由は天文学者も「分からない」  





太陽系で最大の惑星、木星。地球の1,300倍もの体積を誇るこの星から、しましまが1本消えちゃいました!そうです、あの縞模様が1本なくなっちゃったんです。



見事に消えてしまっています。じつは木星、ここ15年のうちに10本あるベルトが出たり消えたりを繰りかえしているそうです。理由はもちろんお約束の「分かりません」。天文学者もお手上げだそうです。木星が今度地球に最接近するのは9月24日。その時にこの消えた縞模様を天体望遠鏡で確認してみると面白そうですね。

ソース:デジタルマガジン
http://digimaga.net/2010/05/jupiter-loses-one-of-its-stripes.html


【板垣★58】 板垣さん、おとめ座の銀河に通算58個目の超新星を発見  





新天体捜索者の板垣公一さんが、おとめ座の方向にある銀河NGC 4877に超新星2010cpを発見した。板垣さんの超新星発見は今年2個目、通算発見数は58個となった。



春の空はかすみや黄砂で朧になりやすく、天体観測は少し困難なこともある時期ですが、そんななかで日本人アマチュア天文家によって超新星が発見されました。発見したのは、山形県山形市の板垣公一(いたがきこういち)さん、これまで多種多様の新天体を発見してきた、日本を代表するベテラン天体捜索者です。

板垣さんは、5月9.581日(世界時、以下同様)に60cm望遠鏡で撮影した画像に、17.5等級の新しい光点を見いだしました。その位置は以下のとおりで、おとめ座の渦巻銀河NGC 4877の中心核から西に8秒角、南に19秒角にあたります。

この天体は、宮城県大崎市の遊佐徹(ゆさとおる)さんによって、アメリカおよびオーストラリアの遠隔操作の望遠鏡で確認され、公表されました。11 日現在まで、天体の明るさは発見時からそれほど変化していません。

渦巻銀河の円盤部に出現したため、大質量星の末期である重力崩壊型超新星の可能性が考えられます。発見時の明るさも、この推定と合致します。今後、分光観測によるタイプの判別や、光度変化の追跡が期待されます。

astroarts.co.jp
http://www.astroarts.co.jp/news/2010/05/12sn2010cp/index-j.shtml


宇宙からも見える、ビーバーが造った世界最大のダム  カナダ  





カナダ・アルバータ州にあるウッド・バッファロー国立公園の南端部で、ビーバーが作った世界最大のダムが発見された。長さは約850メートル。あまりに巨大なため、宇宙からも見えるという。



このダムを発見したのはカナダ人環境活動家のJean Thie氏で、衛星写真とグーグル・アースでダムの位置を特定したことを5日、明らかにした。

ダムはフォート・マクマレーの北東約190キロの、人間が入ることが難しい湿地帯にある。最初に確認されたのは2007年10月だが、ビーバーによる建設が始まったのは1970年代半ばとみられている。Thie氏によると、90年代からNASAの衛星写真にも写っているという。

オタワでAFPの取材に応じたThie氏は、「何世代かにわたって建設してきたもので、現在も拡張を続けている」と説明した。国立公園の広報担当者によると、前年、公園のレンジャーたちがヘリで上空からダムを観察したところ、ダムそのものに広範囲にわたって草木が生育しているのを確認した。これは非常に古くからダムが存在していたことを示しているという。

Thie氏は最近、メインのダムの両側に小さなダムが出現していることを発見しており、10年以内にもこれら3つのダムが結合し、長さ1キロ近い巨大ダムが出現する可能性があると指摘した。この地域は平たんな地形をしており、ビーバーは湿地帯からの水の流出を防ぐために巨大なダムを作る必要があるのだという。

ビーバーが作るダムの平均的な大きさは、長さ10~100メートルで、ごくまれに500メートルのダムを作る場合があるという。これまでの世界記録は、米モンタナ州スリーフォークスにあるダムで、長さ652メートルだった。

AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2723715/5720441


ミトコンドリアがエネルギー作る仕組み解明  1000分の1秒の速さで「扉」を開閉  





生物が生命活動のエネルギーを作るため、細胞内の小器官ミトコンドリアが呼吸で取り込んだ酸素や水を変化させる仕組みを、兵庫県立大の吉川信也教授、村本和優准教授らのグループが解明した。



ミトコンドリアは二重の膜に包まれた構造で、水や酸素などを化学反応させ、エネルギー源となるアデノシン三リン酸(ATP)を合成している。吉川教授らは、内側の膜上で、酸素と水素イオンが電子をやり取りする反応を担う「チトクロム酸化酵素」に注目。牛の心臓からこの酵素を取り出し、大型放射光施設「スプリング8」で解析した。

その結果、まず酵素に含まれる色素「ヘム」の一種が内膜を通じて酸素をキャッチ、別のヘムから電子を受け取っていた。電子を失った側のヘムは、プラスの電荷を帯び、水素イオンを反発力で一気に外膜へと送り出し、ATP合成の燃料に変えていた。

ヘムには、水素イオンの通り道をふさぐ役割もあり、1000分の1秒の速さで「扉」を開閉。有害な活性酸素が発生しないよう制御していた。吉川教授は「想像以上に精密な働きをしていた」と話す。成果は米科学アカデミー紀要に発表した。

読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/research/20100426-OYO8T00400.htm


ネアンデルタール人と、現生人類は混血していた? ゲノム比較で推定  





 約3万年前に絶滅した旧人「ネアンデルタール人」のゲノム(全遺伝情報)を骨の化石から解読したところ、現生人類とわずかに混血していたと推定されるとの研究結果をドイツのマックス・プランク進化人類学研究所や米バイオ企業などの国際チームが7日付の米科学誌サイエンスに発表した。



 旧人と現生人類は数十万年前にアフリカで共通の祖先から枝分かれした近縁種で、ある時期、地球上で共存していたとされる。混血の有無は人類学上の論争の一つで、これまでは無かったとする説が有力だった。今回の研究では、両者のゲノムの比較で現生人類だけに特徴的な遺伝子も判明。今後、人らしさとは何か、絶滅と拡大の命運を分けた鍵は何だったのかという理解が進みそうだ。

 研究チームは、クロアチアの洞窟で見つかった約4万年前の旧人女性3人の骨粉標本を分析し、ゲノム全体の約60%を解読した。一方でアフリカの南部と西部、フランス、中国、パプアニューギニアの現生人類5人のゲノムも解析。旧人と比較した結果、枝分かれの地であるアフリカの人より、それ以外の現生人類の方が旧人のゲノム配列に似ており、ゲノムの約1~4%が旧人由来と推計された。

共同通信
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050601000793.html


ボイジャー2号のデータ送信システムに異常  





1977年夏に打ち上げられ、現在も稼働中の米航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー2号」の一部機能に不具合が生じており、運用チームが原因の究明に当たっているという。5月6日、NASAが明らかにした。

ボイジャー2号は1977年8月20日、姉妹機「ボイジャー1号」より2週間早く打ち上げられた。両機の本来の目的は木星と土星の探査であり、当初 4年間の運用予定であったが、33年経過した今も運用が続けられている。現在、人間が作ったものとしては最も遠方にある物体である。



ボイジャー2号は1979年7月に木星、1981年8月に土星へ接近観測を行った後、更に飛行を続け、1986年1月に天王星、1989年8月に海王星を通過し、観測に成功。その後、星間プラズマなどの観測を行いながら飛行を続けてきた。現在、太陽から約137億キロの距離にあり、太陽系外縁に関する貴重なデータを発信し続けている。

運用チームが異変に気付いたのは、4月22日だった。探査機の状態は基本的に良好なのだが、観測データを地球送信用にフォーマットする部分に不具合が生じており、こちらで受信したデータを正常に解読できない状態になっていたという。この後、姿勢制御など予定されていたいくつかの運用が行われたため、再び該当箇所のチェックが行われたのは4月30日になってからで、以後、トラブルシューティングが続いている。

ちなみに、地球からボイジャー2号までは光速で約13時間の距離。こちらからコマンドを送信し、その返信が帰ってくるのに丸1日以上を要するのである。

http://www.sorae.jp/030905/3861.html


ゲーム用コントローラーで内視鏡操作  札幌・時計台病院の医師ら開発  





 札幌時計台記念病院や室蘭工大などのグループが、大腸の診察などに使う内視鏡をゲーム用のコントロールレバーを使って操作する新装置の試作に成功した。13日に東京で開かれる日本消化器内視鏡学会の冒頭で紹介される。医師の負担を大幅に軽減できる可能性があり、今後、改良して実用化を目指す。

4697_1_e0.jpg



 新装置の開発にかかわったのは時計台病院の宇野良治医師(50)と、室蘭工大、道立工業試験場など。 大腸などの検査に使う内視鏡は、先端を上下に動かすノブと左右に動かすノブを両手で複雑に操作して先端を曲げながら挿入をする。

 新開発の装置は先端を動かすノブを、モーター制御の装置に接続し、レバー式コントローラーで制御する。医師は片手でレバーを扱うことでレンズの付いた先端を微妙に動かすことができ、空いた片手で患者の処置に集中できる。従来型の内視鏡は、医師ひとりで操作するには熟練が必要。両手がふさがれるため、処置には医師が複数必要な場合もある。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/230023.html


難しい選択を行った後に「手を洗う」と、頭に残る葛藤をぬぐい去る効果  





 難しい選択を行った後に手を洗えば頭の中に残る迷いを振り払えるという最新の研究が発表された。研究の共著者で、アメリカのミシガン大学の博士課程で心理学を専攻する大学院生スパイク・W・S・リー氏は、手を洗うという単純な動作には衛生面だけでなく、決断後に頭に残る葛藤を“ぬぐい去る”効果もあるようだと話す。

washing-hands-resolves-cognitive-discord_19958_big.jpg



 人間は難しい選択を強いられた後、自らの決断を正当化して安心しようとする傾向があると同氏は説明する。「誰しも自分の選択は正しかったと思いたい。だから、自分の下した決断の良い部分を考えることでその決断を正当化する」。このプロセスは“決定後不協和”と呼ばれる。

 ところがこの研究の実験では、難しい選択を行った後に手を洗った被験者のグループは、自らの選択を無意識のうちに合理化する必要性を感じなくなった。「身体的な経験は実際に心理的な経験に影響を及ぼす」というのだ。

 手洗いの効果を試すため、同じく共著者のノーバート・シュワルツ氏とリー氏はボランティアの学生を対象に、本当の実験目的を明かさず、消費者の意識調査という名目で実験を行った。例えば、40人の学生からなるグループに10枚の音楽CDを自分の好きな順番に並べてもらい、謝礼として5位か6位のCDのいずれかを選んで持ち帰ってもらうと告げた(以下略)

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100507003&expand


ミドリムシの大量培養に成功  





 肉眼では見ることができないミドリムシ。この微生物が世界の食糧問題、エネルギー問題を解決するかもしれないと、注目を集めている。



 ミドリムシの“秘めた力”を引き出すのに必要不可欠な大量培養に世界で初めて成功したのが、東京都文京区のベンチャー企業「ユーグレナ」研究開発本部長、鈴木健吾さん。「1日で数が2倍に増える革命的なポテンシャルがあり、興味が尽きない」と話す。

 ミドリムシは植物と動物の特徴を併せ持ち、光合成を行い、体を収縮させて動き回る珍しい生物。社名の「ユーグレナ」は学名で、「美しい瞳」との意味だそうだ。小学生の時、父親に顕微鏡をもらいミジンコやゾウリムシを夢中で観察した。中学校は理科部。東大に入学し、3年から「環境技術を学びたい」と農学部に。そこでミドリムシと出合った。

 「研究室にあった緑の液体がユーグレナの培養液だった。先輩から話を聞き、一生を賭してもいい研究テーマだとドキドキした」 温和な表情で、秘められたその魅力を熱っぽく語った。

 この当時は10リットルの小型培養装置で実験するレベル。この中で培養できるミドリムシは10億匹が限度で、食品などに加工するため粉末にすると、わずか1グラムにしかならない。産業化には大量培養の技術開発が課題だった。

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/photos/science/science/100504/scn1005040700000-p3.htm

高速増殖炉「もんじゅ」 5月6日に運転再開  





 経済産業省原子力安全・保安院は5日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で実施していた安全確認検査を終え、運転再開に問題がないことを確認したと発表した。



 これを受けて原子力機構は同日、もんじゅの原子炉の再起動操作を6日午前10時半頃から始めることを明らかにした。もんじゅの運転は1995年12月のナトリウム漏れ事故以来、14年5か月ぶり。工程が順調に進めば、8日には原子炉内の核分裂反応が連鎖的に起きる「臨界」に達する見通し。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100505-OYT1T00541.htm


ヒトは体内で自ら「モルヒネ」を生成している?  





 ヒトの体内で、少量ではあるが一定量のモルヒネが自然に生成されるという最新の研究が発表された。マウスやヒトの尿からモルヒネの痕跡が見つかることが度々あったが、これが体内で自然に生成されたものか、摂取したものが原因なのかは、これまでわかっていなかった。

4689855.jpg



 アメリカのミズーリ州セントルイスにあるドナルドダンフォース植物科学センターで植物由来の薬剤を研究するマインハルト・ツェンク氏によると、マウスの体内でこの“脅威の鎮痛剤”が生成され、ヒトなど他の哺乳類の体内にもモルヒネを作るための同様な“化学の設計図”があることが最新の研究で示されたという。

 研究では、マウスとヒトの体内で生成されることが知られている脳内化学物質テトラヒドロパパベロリン(THP)をマウスに注射し、質量分析計を使ってマウスの尿を分析した。その結果、THPがマウスの体内で化学変化を起こしてモルヒネが生成されたことが突き止められた。

 さらにマウスのモルヒネは、モルヒネを生成する唯一の植物として知られるケシとほぼ同じ方法で作られることもわかった。

ナショナルジオグラフィック
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100427003&expand

まるで地球外生命  酸素なしで生きる多細胞の動物発見?  





 ギリシャ・クレタ島に近い地中海の海底の堆積物から、酸素なしで生きる動物が見つかった。一部の細菌など単細胞生物が、酸素なしで生きることは知られているが、多細胞の動物は初めて。イタリアとデンマークの研究チームが英オンライン生物誌BMCバイオロジーに発表した。

CropperCapture[1]Thumbnail



 チームが調査した堆積物は、塩分濃度が特に高い水がたまったところの下にあり、普通の海水との接触がなく酸素が全く含まれない。だが、この10年間で3回調査した結果、軟らかい体を硬い殻のようなもので包む1ミリ以下の小動物(胴甲動物)3種類が生きていることがわかった。

 これらは、堆積物の中で一生を過ごしており、酸素なしでも生活のためにエネルギーを得る機能を進化させているらしい。

 英テレグラフ紙(電子版)は今回の発見について「(酸素がない)地球以外の惑星に、生命が存在する可能性を調べるのに役立つかもしれない」との専門家の見方を紹介している。

朝日新聞
http://www.asahi.com/science/update/0413/TKY201004130124.html

世界一栄養が無い野菜キュウリに、脂質分解酵素「ホスホリパーゼ」が含まれている?  





 福島大共生システム理工学類の杉森大助准教授らの研究グループは、キュウリに脂質分解酵素の「ホスホリパーゼ」が含まれていることを世界で初めて発見し、抽出に成功した。抽出した酵素は従来型より分解力が強い新型であることも判明した。

t20100504op.jpg



 植物が原料のため人体への害がなく、洗剤から食品まで、さまざまな製品への活用が見込まれる。国内の大手食品メーカーと手を組み、来月から実用化に向けた共同研究に入る。規格外などで廃棄するしかなかったキュウリの有効活用にもつながりそうだ。

 ホスホリパーゼは、細胞膜を構成するリン脂質を分解する酵素。食品の保存状態や品質を向上させるのに用いられている。今回発見した新型は3種類で、分解力が強いだけでなく、複数種類のリン脂質に作用するため活用範囲が広いという。杉森准教授はこれらの酵素の特許を出願している。

 ホスホリパーゼは破傷風菌などの病原性微生物や豚の内臓から抽出され、食品用に使えるものが限られていた。 キュウリに含まれる新型の酵素は、植物由来のため安全性が高いのが最大のメリットだ。応用が期待される製品は、マーガリンなど油脂を乳化させて作る加工食品分野が特に有望視されている。

福島民報
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=5125674&newsMode=article

新たなヒト幹細胞 「Muse細胞」 開発 神経、筋肉、肝臓に変化  東北大と京大  





 ヒトの皮膚や骨髄から、神経や筋肉、肝臓などの多様な細胞に変わる幹細胞を効率的に抽出し、増殖させる技術を開発したと、東北大の出沢真理教授や京都大の藤吉好則教授らが19日発表した。「Muse(ミューズ)細胞」と名付けられたこの幹細胞は、マウスへの移植実験では損傷を受けた部分を修復する働きがあり、腫瘍はできなかったという。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。



 山中伸弥京大教授らが皮膚などの細胞に数種類の遺伝子を導入する方法で開発した新型万能細胞「人工多能性幹(iPS)細胞」は、移植後に腫瘍ができる危険性がある。ミューズ細胞の技術が確立され、安全性が十分確認されれば、再生医療を実現する上で、iPS細胞と並ぶ有力手段になると期待される。

 ヒトの骨髄に、骨や筋肉などに変わる「間葉系幹細胞」があることは以前から知られ、国内外で再生医療応用に向けた研究が進められている。しかし、増殖させたり、目的の細胞に変えたりすることが容易ではなかった。

 出沢教授らは、皮膚や骨髄の細胞にたんぱく質分解酵素を加えて数日間置くと、生き残る細胞があることを発見した。この細胞を培養液に浮かべた状態で培養すると、細胞の固まりを形成。次にゼラチン上で培養すると、神経や筋肉、肝臓など、iPS細胞並みに多様な細胞に変わった。これらの操作を繰り返し、増殖させることもできたという。

時事通信社
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201004/2010042000049





4 :名無しのひみつ:2010/04/20(火) 08:09:34 ID:wA9rhldO
命名が薬用石鹸っぽくて…


6 :名無しのひみつ:2010/04/20(火) 08:23:49 ID:ef1UAS92
Museから取り出した安全な遺伝子を、iPSに組み込めば増殖力の問題も解決するのでは?

7 :名無しのひみつ:2010/04/20(火) 08:37:43 ID:V9IN78/h
>>6
遺伝子を組み込む作業によって癌化するリスクを負うので、組み込み作業自体を避けるべきでは?
ハーバードだったかな? 遺伝子組み込み作業を行わないでiPS化する技術もあるし。

12 :名無しのひみつ:2010/04/20(火) 09:44:59 ID:NK7IyNfy
>>6
Museは遺伝子いじってないから、iPS含め他の細胞にもその遺伝子はあるんでしょ?



10 :名無しのひみつ:2010/04/20(火) 09:27:52 ID:fA3dmAxX
皮膚とかの中に実は普通に幹細胞が生きていたのに気づかなかっただけ。
もはやiPSはいらない子。

14 :名無しのひみつ:2010/04/20(火) 10:01:51 ID:tzkS5QHG
>>10
Muse細胞技術だけで目的の組織に変化させられるとは書いてない
どうすれば分化制御出来るのかを研究する為には、iPS技術も研究すべきじゃね?

19 :名無しのひみつ:2010/04/20(火) 10:50:08 ID:660cF0Gk
>>14
それはESで培った技術があるから、わざわざiPSでやる必要がない。
あと気づいたが、実はiPSはもしかしたらMuse cellからできてるんじゃないか?っていう疑惑が沸くな。

iPSの技術がもしかしたらMuse cellの増殖を増進させるためのシステムなのかもしれない。
山中さんが使ったのはprimary fibroblastだろ。
そこまで精製率が高いともおもえんし、その可能性は否定できないな。


月別アーカイブ

テスト

Powered by 複眼RSS

Copyright © 中身

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。