透けるほど皮膚の色が薄い「透明ガエル」誕生 解剖せずに体内観察 (画注意) 
皮膚の色素がほとんどなく、内臓や骨まで透けて見えるカエルを、広島大理学研究科の住田正幸教授らが作製し、大量に生み出すことに成功した。これまでに透明なメダカや金魚の開発例はあるが、両生類では初めて。解剖せずに体内を観察できるため、医療研究の実験動物に利用できる。10月にも提供を始める予定。
住田教授らは、通常は褐色だが、まれに現れる黒の色素や光沢成分を持たないニホンアカガエルの突然変異体2匹を野外から探し出した。6世代にわたり人工交配を重ね、透けるほど皮膚の色が薄い「透明ガエル」を誕生させた。今年に入り、効率的に生み出すことにも成功し、現在は約200匹まで増えた。
卵やオタマジャクシも透明に近く、内臓の成長や変化、病気の進行などを長期間生きたまま観察できる。このため、複数の研究機関が入手を要望しており、同大学が提供準備を進めている。
ユニークな外観から、ペットとしての販売を希望する企業からの申し出もあり、一般向けの提供についても検討中。遺伝子組み換えで作製しておらず、品種改良した金魚などと同様、ペットとして飼うことに問題はない。仮に逃げ出して通常のカエルと交配しても、“透明”の特徴は劣性遺伝のため、次世代以降に表れることはないという。
現在の透明ガエルは、腹はほぼ透明だが、背中は黄色の色素が多く残っているために透明度が少し低く、住田教授は「黄色の色素がない個体をかけ合わせ、さらに透明度を高めたい」と話している。
引用元:読売新聞

住田教授らは、通常は褐色だが、まれに現れる黒の色素や光沢成分を持たないニホンアカガエルの突然変異体2匹を野外から探し出した。6世代にわたり人工交配を重ね、透けるほど皮膚の色が薄い「透明ガエル」を誕生させた。今年に入り、効率的に生み出すことにも成功し、現在は約200匹まで増えた。
卵やオタマジャクシも透明に近く、内臓の成長や変化、病気の進行などを長期間生きたまま観察できる。このため、複数の研究機関が入手を要望しており、同大学が提供準備を進めている。
ユニークな外観から、ペットとしての販売を希望する企業からの申し出もあり、一般向けの提供についても検討中。遺伝子組み換えで作製しておらず、品種改良した金魚などと同様、ペットとして飼うことに問題はない。仮に逃げ出して通常のカエルと交配しても、“透明”の特徴は劣性遺伝のため、次世代以降に表れることはないという。
現在の透明ガエルは、腹はほぼ透明だが、背中は黄色の色素が多く残っているために透明度が少し低く、住田教授は「黄色の色素がない個体をかけ合わせ、さらに透明度を高めたい」と話している。
引用元:読売新聞
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